2024年7月に市制100周年を迎える川崎市は、記念事業等を検討する実行委員会を9月1日に立ち上げた。市内276の団体や企業が会員になり、市産業振興会館(幸区)で第1回の総会を開催。歴史的節目に向けて市民と連携し、新たな展開や都市の発展につなげたい考えだ。
記念事業期間は、24年4月から1年間。総会では、節目の100年を全市で祝う方針が示された。福田紀彦市長は、市の歴史を振り返るとともに、次の100年に向けて「オール川崎」で臨むと強調。「市役所行事でもなく、式典で終わりでもない。主役は市民。多様性を大切にしてきた川崎らしく、新たな魅力を生み出していきたい」と期待を込めた。
川崎ゆかり2バンドも
100周年を盛り上げるかわさきスペシャルサポーターには、川崎発のバンド「SHISHAMO」と「sumika」が第1弾として就任。若い世代を中心に川崎の認知度やイメージ向上を図ることを目指した新たな制度で、公式SNSでの情報発信のほか、市民とのコラボ事業も検討していくという。総会の会場で姿を見せたSHISHAMOの宮崎朝子さんは、「いち川崎市民としても楽しみ。音楽や表現の面から支え、頑張る学生たちの力にも」と意欲を語った。
記念事業では、同年度に開催することが決まった「全国都市緑化かわさきフェア」も連携させる。主要会場は生田緑地、等々力緑地、富士見公園で、「みどりで、つなげる。みんなが、つながる」がテーマ。川崎らしい都市緑化や緑を生かしたまちづくりなどを全国に発信する。
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