神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年9月27日 エリアトップへ

菅生こ文 幼児クラブが50周年 思いつなぐ記念イベント

コミュニティ教育

公開:2024年9月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
多くの人で盛り上がった会場
多くの人で盛り上がった会場

 菅生こども文化センターを拠点に活動する幼児クラブ(植田真由子代表)が9月15日、50周年を祝うパーティーを開催した。地域の保護者による自主保育から始まった同クラブ。当日は発足当時に在籍した親子なども駆け付け、思い出話に花を咲かせた。

 50年前、菅生地域にあった市立幼稚園には年長クラスしかなかったという。幼い子どもを抱えた100世帯の居場所づくりを目的に、菅生こども文化センターの開設に合わせて誕生したのが幼児クラブだ。「秋の芋掘り」は今も続く恒例イベント。保護者たちは、自主保育の精神を原点に、半世紀にわたり活動のバトンをつなげてきた。

 菅生こ文を会場に開催された50周年パーティーは、さまざまなイベントが企画され、延べ300人が参加した。「思い出ギャラリー」では、着物姿で走っている運動会や、劇と歌を披露している文化祭の様子など、数十年前の写真をスライド上映。クラブ発足当時に所属していた親子は、懐かしそうに画像を眺めていた。

 「お買い物ごっこ」は約10年前に始まった人気企画。クラブを卒業した児童が作る手作りの景品を、園児が商品券で購入する仕組み。児童たちは「レモネードスタンド」と呼ばれる慈善事業にも挑戦し、売り上げの一部を地元のこども食堂に寄付した。運営スタッフは「子どもたちの感謝の気持ちを地域や後輩たちにつなげる機会にもなっている」と目を細める。近隣幼稚園のコーラス部に所属する母親たちのミニコンサートも大盛況。「となりのトトロ」の大合唱でフィナーレを迎えた。50期・17世帯のリーダーを務める植田代表は「幼児期の親子にとって大切な居場所であることを再認識することができた。次の世代に受け継いでいきたい」と話した。

宮前区版のトップニュース最新6

県代表、宮前区から3人

全国対抗中学バレー

県代表、宮前区から3人

全国の舞台で健闘誓う

12月6日

学校給食を値上げへ

市教委

学校給食を値上げへ

年約9千円の負担増

12月6日

「宮前区100人カイギ」最終回

「宮前区100人カイギ」最終回

足掛け1年10カ月 交流育む

11月29日

市「正確な情報確認を」

マイナ保険証

市「正確な情報確認を」

12月2日から本格移行

11月29日

子どもと大人「ガチ」議論

「地震のそなえ」テーマ

子どもと大人「ガチ」議論

カワサキ☆U18

11月22日

野川レッパがベスト4

学童野球全国大会

野川レッパがベスト4

雨天順延で準決勝中止に

11月22日

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 9月6日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook