平地区の乗合型コミュニティ交通「つばめ号」の運行実験が、10月16日(水)から再開される。本格運行へ向け3度目の実験となり、期間は来年3月28日まで。
つばめ号は、地域住民で構成される協議会が運行主体となり、路線バスが利用しづらいエリアの移動手段を確保しようと2022年に運行実験がはじまった。
昨年は10月から約4カ月間にわたり、月曜日と金曜日の週2日、午前9時から午後5時までの間に11便を運行。1日平均で約23人が利用した。
今年は、希望が多かった水曜日を運行日に加え月水金の週3日とし、平高山地区をルートに追加し利便性の向上を図る。一方、利用者の少なかった時間帯は削減し、昨年8時間だった一日の運行時間を午前10時から午後2時までの4時間とした。25分間隔で周回し9便が運行される。
運賃は1回300円。回数券(11枚綴り)と定期券(1カ月)は2000円。収支の安定を図ろうと、期間中は市営高山団地自治会で毎月第2・4日曜日に回数券・定期券の販売会を実施する。
市担当者は「本格運行へ向けて3度目の実証実験になる。外出の目的づくりとして向丘出張所などで講座なども開催している。多くの方に利用してほしい」と話した。
停留場は【1】平高山【2】高山住宅上【3】高山住宅下【4】ラヴィーレ前【5】センチュリータウン【6】たいらなか公園【7】郵便局前【8】JA・向丘出張所【9】小林外科胃腸科【10】サンドラッグ前【11】マルエツ平二丁目店【12】相鉄ローゼンたいら店―の12カ所(番号は平高山を起点とした周回コース)。
問い合わせは市まちづくり局交通政策室【電話】044・200・2034、平・五所塚コミュニティー交通地域協議会【電話】080・6033・6357。
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