宮前区の魅力を発信し、区民のふる里にしようと女性を中心に活動している団体「宮前まち倶楽部」(辻麻里子代表)では、区内で活躍する人(みやまえ人)を集めて紹介する企画「宮前区の100人」を立ち上げた。そのキックオフイベントが8月31日に開かれた。
昨年、横浜市で市民により企画・製作された冊子『たまプラーザの100人』を手本に、宮前区で活躍する100人を集め、公表することで、まちの魅力を発信していこうと始動。区民による取材や執筆活動を通して、地域のつながりを生み出すことも目的のひとつだ。同冊子の編集長で、青葉区を拠点に地元のエコを発信するNPO法人「森ノオト」代表の北原まどかさんの協力のもと動き出した。
ワークショップでは北原さんを講師に、企画に関心をもつ区民約30人が参加。チームごとにそれぞれが知る「みやまえ人」を付箋に書き出し、カテゴリー分けを行った。各人のエピソードを交えながら、まちづくりの中心人物や行きつけの店のマスター、公園で草笛を吹いている人、長年農業を営む人など100人を超える多種多様な「みやまえ人」がリストアップされた。
今後はリストを整理し、14日には取材・執筆を学ぶセミナーを行う。北原さんは「取材を通して人と出会い、つながる素晴らしさを伝えられれば」と話す。
取材後は宮前まち倶楽部のホームページ上で「みやまえ人」を紹介していくという。代表の辻さんは「この企画を通して区民のつながりが広がるよう、これからどう形にしていくか皆で考えていきたい」と話した。
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