神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2018年4月13日 エリアトップへ

洪水ハザードマップ 河川沿い一部が浸水想定 宮前区版14年ぶりに改定

社会

公開:2018年4月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
洪水ハザードマップ表紙
洪水ハザードマップ表紙

 川崎市は昨年の川崎区、幸区に続き市内5区の洪水ハザードマップを14年ぶりに改定した。宮前区は多摩川水系と鶴見川水系の洪水区域などを示しており、両水系の河川が氾濫した際は河川沿いの地域に浸水被害が及ぶと想定。家屋倒壊を想定する区域も示されている。

 今回見直された洪水ハザードマップは、全国的に想定を超える浸水被害が発生していることから、国が新たに示した浸水想定に基づき、改定作業が進められていた。

 想定する最大規模の降雨量を考慮し、多摩川水系の多摩川が2日間の総雨量588mm、平瀬川・平瀬川支川が24時間で410mm、鶴見川水系の矢上川・有馬川が2日間792mmで設定。氾濫した場合の浸水区域と深さを明示している。昨年10月に発生した台風21号の影響により多摩川の氾濫警戒区域を超えた際は、200mmの降雨量が計測された。

 区内の浸水エリアは、平瀬川、平瀬川支川、矢上川、有馬川沿いの地域で浸水すると示された。

 また、新たに家屋倒壊が想定される地域も表示されることになり、浸水が想定される地域で河岸浸食が起きた場合に、流失・倒壊等の危険がある地域が含まれている。区危機管理担当は「今回の改定したマップは想定雨量が前回よりも増えています。確認し防災意識を高めるきっかけにしてもらえれば」と話している。

 新たなハザードマップには避難場所や方法などの参考になるように、浸水時間を示した地図も加わった。情報面も充実しており、避難行動のフローなどが掲載されている。マップは区役所などで配布しているほか、川崎市のホームページで公表されている。

 市は、このハザードマップの使い方などについて説明会を順次開く。宮前区は6月26日(火)午後6時半から区役所4階大会議室、27日(水)午後1時から向丘出張所で開催する。申込みは不要。

宮前区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook