神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2018年5月18日 エリアトップへ

野川 空き家再生、主婦が奮闘中 地域交流拠点目指す

文化

公開:2018年5月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
リフォームを進めている野川の空き家
リフォームを進めている野川の空き家

 野川在住・子育て中の主婦、小川淳さん(41)が1人で、老朽化した空き家のリフォームを4月から進めている。目指しているのは地域住民らが集えるコミュニティスペースだ。

 野川にある空き家に、ジャージを身にまとい草刈や片付けに汗を流す小川さんの姿があった。

 小川さんは8歳と10歳の2人の子どもをもつ母親。子育てアドバイザーの資格を持ち、技術をもつ母親らの作品発表の場としてイベント「SUN FESTA」を主催するなど子育て支援に尽力している。「初めての子育ての時、右も左もわからず産後鬱状態になった。ママ友との交流や息抜きの場がすごく大切と実感した」と小川さん。

 野川には子連れで集まれる場所が少ないと考えていた小川さんは「ないなら自分で作ってしまおう」と一念発起。空き家を所有する知人に相談し、5年間借り手がつかず老朽化した物件を借り受けた。子どもたちや母親、地元住民らが集い、交流できる場として秋頃の利用開始を目指す。コミュニティスペースには駄菓子屋も併設し、気軽に足を運べる場所にしていくという。

 築60年程の空き家は天井や床の傷みが著しく、改修が必要。小川さんは、仕事や子育ての合間を縫って1人で修繕を進めている。屋根にも上り、溜まった土を落とすなど奮闘。空き家周辺に生い茂っていた草は約1カ月かけて刈り終えた。小川さんは「壁の塗り替えや屋根の補修などは1人では限界がある。技術や知識がある方はもちろん、どなたでも興味がある方は協力してもらいたい」と話す。

 空き家は「太陽の家」を意味する「ティダズハウス」と名付け、「笑顔あふれる温かい家となるように」と思いを込めた。

 連絡は小川さん【メール】chibinandatte@gmail.com

作業に励む小川淳さん
作業に励む小川淳さん

宮前区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook