市立宮崎中学校2年生の相原紗奈さんが、先月大磯町で開催されたゴルフの県アマチュア選手権2018女子の部で史上最年少優勝を果たした。県内アマチュアゴルファーの頂点に立った。
県内アマゴルフ大会の最高峰、県アマチュア選手権は、先月27日に大磯町のレイクウッドゴルフクラブ・東コースで最終日を実施。宮崎中2年の相原紗奈さんが、2日間通算9アンダーで2位に4打差をつけ見事初優勝を飾った。
14歳1カ月16日での優勝は、現在プロで活躍する川岸史果選手が2009年に優勝した14歳7カ月26日を上回る、同大会史上最年少記録だ。
「最終日は風が強くどうなるかと思いましたが、ショットの調子がよく、風の読みもうまくいきました」と相原さん。「周りの方々がすごくよい練習環境を与えてくださったので、そのおかげだと思います。感謝したいです」と嬉しそうだ。
ゴルフを始めたのは小1。趣味で楽しんでいた父親の練習を見ているうちに興味がわきスクールに。周りは皆年上で自分より上手い子ばかりだったため、負けん気に火が付き練習に熱中した。小1で初めて出場した試合でいきなり3位と、大器の片りんをのぞかせた。小6のときには県アマ選手権女子小学生の部で優勝。同年全国小学生大会女子の部にも出場した。
週1日はスイミングクラブで水泳をし、それ以外の平日は毎日放課後4時間の練習を欠かさない。相模原や都内の練習場に両親に送迎してもらい通う。特に素振りを中心とした基本練習を心掛けるという。ゴルフは「ホールごとに分析して実際にプレーするのが楽しい。昔からパターが一番好き」と自信をのぞかせる。
直近の目標はプロの大会への出場。7月下旬にある大会で優勝すればそれが叶う。「将来はプロになって賞金女王になりたい」と夢が膨らむ。
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