宮崎台駅周辺の自転車駐輪場が収容台数を超えパンク状態だ。5カ所あった市営駐輪場のうち1カ所が6月末に閉鎖となった影響。川崎市は、歩道に駐輪スペースを設けて不足を補っているが、住民からは「事故が起きるのでは」と不安の声も聞こえる。
閉鎖された駐輪場は、さくら坂に面した「第3施設」で270台収容。借地で川崎市が借りていたが、地権者から返還を求められたため、6月30日で閉鎖となった。
不足台数を補うため川崎市は、7月1日から「宮崎台駅入口」信号近くの歩道(三井住友銀行側)を駐輪場として供用開始した。歩道の車道側に白線でワクを描き駐輪スペースとしている。市の調査では1日に175台の利用があったという。
近所に住む男性は「ただ並べているだけなので、台風など風が強い時に倒れたりして子どもがけがをするんじゃないかと心配」と話す。
市自転車対策室は「これは当面の措置。公共用地の取得をめざして調整している」としている。現在、宮崎台駅前の市営駐輪場は4カ所で計728台を収容できる。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>