区内の長沢自治会(齋藤英男会長)では、来月開催する『防災フェス』で紹介するため、現在「防災うどん」のレシピ研究を続けている。
同自治会初の防災イベント。自治会で備蓄しているものを住民に紹介する目的もあり企画された。準備を進める中、「有事の際でも非常食を飽きずに美味しく食べる工夫ができないか」という声が上がり、備蓄品の中のうどんの乾麺に注目。「防災うどん」作りがスタートした。
これまで同自治会の女性役員を中心に自治会館に集まり試行錯誤。17日には試食会が行われた。
避難所等では水が貴重になるため、乾麺を半分に折り、少量の水でも早く茹で上がるよう工夫した。備蓄してある牛丼等のレトルトやコーンポタージュ、お吸い物等のスープの素、ツナ缶などを混ぜてレシピを考案した。うどんのゆで汁でレトルトも温めた。
簡単そうだが、味の濃淡などに苦戦。具材によって少量でいいものや多めにかけないと美味しくならず、「味薄い」「いける」などの声が上がっていた。役員らは「フェス後ぜひ家で試してみてほしい」と話していた。
防災用品展示や非常食体験
『防災フェス+作品展』は、11月3日(土)に宮前区長沢自治会館周辺で、午前10時から午後3時まで開催。防災用品展示や非常食体験、書道、子ども絵画他の作品展、くじ引きなどが予定されている。甘酒無料配布や飲食コーナーもあり。雨天決行。
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