VOL.26 「市民(あなた)の視点」で市政改革‼これも実現!電子入札システムくじ機能の改修! 川崎市議会議員 浅野文直
公正な公共工事には公正な入札制度が必須です。そこで入札制度の改善について議会などで提案してきました。その一つが電子くじ機能ロジックの改修です【電子くじとは同額の落札者がいた場合に規定の計算式により落札者を決めるもの】。
経過・平成16年から電子くじを導入。事前公表の廃止により最低制限価格での競争数は3分の1程度に減るが、積算ソフトの向上により全契約数の10%前後が電子くじ案件に。当選の偏りなどから疑問が投げかけられる。
仕組●平成24年の決算委員会で質疑。それまでは【1】契約番号【2】業者番号【3】参加業者の合計金額-を連結し関数を掛けハッシュ値を算出。0〜9・A〜Fの16進数の最小値を落札候補者と決めていた。
課題★参加者が特定または想定できれば数社で協力すれば特定者に有利なハッシュ値を導きだせる可能性がある。【疑念を持たれることが問題】。
対策◎他都市の事例等で、機能ロジックに【4】各社の入札到着時間【5】各社が任意の入力番号-を加える等の改修策を提案。
結果☆私の指摘を受け改修に着手。翌年度には【【4】の到着時間を機能ロジックに導入】。そしてこの度、プログラムの改修が整い【12月1日から【5】として3桁の任意数字の入力が計算式に加わりました】。
◇これにより電子くじの公正化を実現。しかし、入札制度にはまだまだ改善すべき点がありますので更なる提案を続けます。
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4月19日
4月12日