区内初の地域のがんサロン『ラベンダー保健室』が、区社協福祉パルで月1回開設される。ケアマネや保健師らが組織した「ラベンダーサポートみやまえ」(宮田雅子代表)の主催。がん宣告された本人だけでなく家族や友人らに対する、心のケアや精神的な支えを目指し活動していく。
「がんと向き合えるサロンを宮前区に作りたい―」。ケアマネージャーや看護師、地域包括支援センター職員らが今年1月にボランティアグループ「ラベンダーサポートみやまえ」を立ち上げた。
「がんサロン」は病院等での開設が多く、地域レベルにはほとんどない。がん患者や家族らが参加し交流や情報交換とともに、医療者からのアドバイスや勉強会を開く場として利活用されている。
同グループは、病院のサロンに参加するなどして準備を進めてきた。代表の宮田さんは「がん宣告されたら、本人はもちろん家族や周囲も混乱し、その後どのようにするのがいいのかを悩み苦しみます。そうした方々の相談相手になったり、寄り添うことで手助けをしていけたら」と話す。
初回は今月27日
サロンは今月27日から月1回第4火曜日に、宮崎台駅そばの区社協福祉パルで開催される。午後1時30分〜3時。参加費100円。
初回は「リンパマッサージ」をテーマに専門家のミニ講話の後、気軽に話せる場も設けられる。
問い合わせは【電話】044・976・9590レストア川崎地域包括支援センター。
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