宮前区選出の市議9人で構成される区議員団は3日、2019年度予算要望書を、福田紀彦川崎市長に手渡した。緊急要望11項目と、重要要望9項目が盛り込まれている。
この要望書は、区民の声をまとめ会派を超え区議員団として、次年度の予算編成が進むこの時期に毎年市に提出している。
今回、緊急要望の筆頭に挙げられたのが、来年2月に市が基本方針案を発表するとしている「鷺沼駅前再整備について」。【1】区役所機能等の体制整備【2】循環バス路線等の整備拡充【3】鷺沼駅周辺の幹線道路である梶ヶ谷菅生線の整備―の3点について求めている。
席上、市長は、これまでのワークショップや意見交換会を通して「よい意見が出ている」とし、「全体の都市バランスを考えていきたい」と発言。それに対し、「仮に区役所・図書館・市民館が移転した場合の跡地利用などについても明確にしてほしい」「来春の宮前区の賀詞交歓会に出席して、ぜひ市長の口からこの件について話してほしい」などとの要望も。後者については「調整してみる」との回答があった。
そのほか、緊急要望に老朽化したこども文化センターといこいの家の改修(特に野川)など、重要要望に小中学校の体育館・特別教室の空調整備などが盛り込まれた。
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