宮前区消防出初式が12日、区内犬蔵の川崎市消防訓練センターで行われた。主催は宮前消防署(砥石勝美署長)・宮前消防団(杉田正文団長)。
今年は「自助共助 地域で育む 防災意識」を統一標語に掲げ、みぞれも混じるあいにくの天気ながら、消防関係者や地域住民ら約700人が来場した。
一部では防火、防災に関して功績が認められた人や団体への表彰のほか来賓祝辞、部隊の観閲などが、また二部では初山幼稚園の幼年消防クラブによるソーラン節の演技や、川崎市消防音楽隊とカラーガード隊によるドリル演奏等が披露され、来場者の目を楽しませた。
その後屋外での高層ビルの火災を想定した救助訓練などが行われ、最後には恒例の一斉放水があり、会場を沸かせた。
砥石消防署長は「昨年の川崎市全域での火災発生件数は前年から減少したが、宮前区内は前年比11件増加した。また火災原因は長年放火が1位だったが、昨年はたばこがワースト1位だった」などとし、「引き続き消防関係諸団体と一体となり、区民の安全確保に全力で取り組む」と決意を語っていた。
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