神奈川ひまわりクリニックの小野龍太院長に話を聞くシリーズ。今回は、新しい風しん対策事業について。
小野―新年度の「川崎市風しん対策事業」が始まりました。妊娠を希望する女性やそのパートナー、また、昨年末には30代〜50代の男性を風しん抗体検査の対象者に加えました(昭和34年4月2日から平成元年4月1日生まれの方まで)。
対象者は風しん抗体検査を無料で受けることができ、検査の結果、抗体価が低い方にはワクチン接種費用の一部助成があります。検査、予防接種ともに、当院では予約制で実施しております。条件等、詳細は川崎市ホームページをご覧ください。
風しんで一番問題視されているのは「先天性風しん症候群」です。妊娠初期に風しんにかかると難聴や心疾患などの病気をもった赤ちゃんが生まれてくる可能性があります。そういったことが起こることが無いよう、抗体検査や予防接種をお勧めします。
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