地球温暖化防止活動 溝口に推進拠点が誕生 普及啓発を行うほか相談の受付も
川崎市の地球温暖化防止活動の推進拠点となる「CCかわさき交流コーナー」が今月14日、高津市民館11階に開設された。普及啓発や情報発信を行うほか、相談窓口、交流スペースを設けるなど、市民や事業者が地球温暖化について考え、行動する基点になることも期待されている。
「CCかわさき」とはカーボン・チャレンジ川崎エコ戦略が正式名称で、市民や事業者など川崎市の多様な主体が一丸となって取り組む温暖化戦略。市が平成20年2月に発表、同年7月には戦略を推進する川崎温暖化対策推進会議(略称/CC川崎エコ会議)が結成されている。
交流コーナーの管理・運営は※川崎市地球温暖化防止活動推進センター(竹井斎センター長)が行う。交流コーナーでは相談員、事務局員ら10人が交代で家庭の省エネなどに関する質問や相談を受け付けるほか、市民、事業者の環境への取り組みを紹介する展示コーナーや交流スペースも設置される。また、市民活動団体、事業者、行政などとも連携を図りながら、取り組みの参考となる情報の収集と発信、環境活動への支援も行っていく予定だ。
14日に行われた開所式には、船橋兵悟高津区長ら来賓をはじめ、市内で環境活動を進めている市民団体から約80人が出席。かわさき地球温暖化対策推進協議会の原敞会長やCCかわさきエコ会議の瀧田浩運営委員長らによる除幕式が行われると、会場は大きな拍手に包まれた。あいさつに立った竹井センター長は「まだスタートしたばかりですが、温暖化防止活動の推進拠点として誰でも気軽に訪れることが出来る場にしていきたい」と話していた。
開館は月曜日を除く9時半から17時半。問い合わせは川崎市地球温暖化防止活動推進センター(【電話】044・813・1313)へ。
※【地球温暖化防止活動推進センター】地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、都道府県や政令指定都市に1カ所、各自治体が指定する。川崎市では昨年12月、市内で地球温暖化防止等に関する活動を行っているNPO法人アクト川崎が指定された。
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4月19日