統一地方選高津区 投票率は市内ワースト トップは前回に続き県議・小川氏、市議・青木氏
今月10日に投開票が行われ、神奈川県知事選挙で黒岩祐治氏が初当選を果たした第17回統一地方選挙。高津区の投票率は知事選、県議・市議選ともに平成19年の前回選挙に続き市内最低だった。県議・市議選のトップ当選の顔ぶれもそれぞれ小川久仁子氏(自民党/前回は無所属)、青木功雄氏(自民党)と前回同様となった。
知事・県議・市議選ともに市内最低の投票率を記録した平成19年選挙から4年、高津区は今回も投票率が市内最低となった。
近年のマンション開発等に伴い、比較的若い世代の転入が増加している高津区。今回選挙における区内の有権者数は16万9193人(男性8万5869人/女性8万3324人)。投票率は知事選44・07%(市計46・19%)、県議選44・01%(同46・02%)、市議選44・00%(同46・11%)で、前回選挙と比べ、それぞれ1・95ポイント、2ポイント、2・01ポイントのマイナスとなった。
区内23ヵ所の投票所別で最も投票率が高かったのは東高津老人いこいの家(知事選42・84%、県議選42・91%、市議選42・98%)。一方、最も低かったのは新作小学校(全て31・68%)だった。
●小川久仁子氏は3万票超
県議選(定数2)のトップ当選は前回選挙と変わらず、3万609票を集めた小川久仁子氏(58歳/自民党【4】)。小川氏は「責任の重さをとても感じる。期待に応えられるよう、これからもしっかり頑張りたい」と4期目への抱負を語った。次いで斉藤尊巳氏(34歳/みんなの党【1】)が2万3260票で当選した。
元職の佐藤洋子氏(59歳/民主党)は1万7054票を獲得したが及ばず。(※年齢は3月18日時点)
●青木功雄氏は1万票超
市議選(定数9)でもトップは前回選挙と同じ青木功雄氏(33歳/自民党【2】)で得票数は1万874。青木氏は「川崎の力で日本を元気に、をスローガンに負の連鎖に目を向けず様々な課題を解決する」と2期目の活動を見据えた。以下、小川顕正氏(27歳/みんなの党【1】/8597票)、石田和子氏(64歳/共産党【4】/7105票)、大島明氏(56歳/自民党【4】/6966票)、後藤晶一氏(58歳/公明党【5】/6794票)、岡村テル子氏(59歳/公明党【3】/6200票)、猪股美恵氏(61歳/無所属【6】/6173票)、岩隈千尋氏(36歳/民主党【2】/6087票)、粕谷葉子氏(54歳/民主党【4】/4761票)が当選した。
新人の伊藤博幸氏(40歳/自民党/4711票)、現職の堀添健氏(48歳/民主党/4672票)は僅差で及ばなかった。(※年齢は3月25日時点)
川崎市議会では自民党が16議席を獲得し、第1党の座を維持した。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日