第2回自転車盗難防止ポスターコンクールで優秀賞を受賞した 高橋 実緒さん 千年在住 13歳
仲間との創作活動が力に
○…「なぜ私の作品が選ばれたのか全然信じられなくて、何度も聞き直してしまいました」。夏休みの課題として選んだ自転車盗難防止をテーマにしたポスターコンクールに応募、美術部顧問から届いた優秀賞入選の知らせに驚きを隠せなかったという。「他の人の作品が上手で、自信はあまり無かった。実感するまで時間がかかったけど、とても嬉しい」と初めての受賞に素直に喜びを表す。
○…幼い頃から絵を描くことが好きで、「明るいうちに描き始めたのに、気づいたら夜になっていることもありました」。今回の応募には資料集めから構想、下描きにも時間をかけ、目立つような色の選択や細部の描写にもこだわり、納得がいくまで修正を重ねた。「(締め切り)ぎりぎりにようやく完成しました」と苦笑するも、努力の結果が実を結んだ。
○…両親と妹との4人家族。隣に住む祖父母の家には毎日顔を出し、一緒にテレビを見るほど近しい。普段は、時間を見つけては友達と溝口や新城に出かけ、おしゃべりやショッピング、カラオケなどで過ごす日々。美術部には中学入学と同時に入部した。「部活動紹介で、みんなで面白いことをしようと話し合い、ウケた時は嬉しかった」と率先して楽しいことを企画。「先輩後輩関係なく、仲良く作品を作るのが、うちの部の特徴です」。そんな仲間との関係が創作活動にも活かされているのだろう。
○…現在はディズニーの絵葉書コンクールにも挑戦しようと構想中。「遊びに行ったときの事を思い出しながら、楽しい絵を描き上げたい」と意気込む。文化祭での発表作品や体育祭の看板作製など、取り組みたいことはたくさんあるが、「秋は忙しいけど、みんなと協力して良いものを作りたい」と目の前の課題が多いほど楽しそうだ。「創作活動を続け、将来は出来れば絵を描く仕事をしたい」。大好きな絵の道に進む夢は膨らむばかりだ。
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4月19日