区制40周年アーカイブ まちの記憶を財産に 記念誌発行、web発信も
まちに関する写真等を収集・保存し、その資料を多くの区民らが共有できる財産にしようとする取り組みが高津区で始まった。今月7日には区役所で第1回となる検討委員会が開かれ、委員らは事業の方向性等を確認した。2012年度に記念誌の発行を目指す。
取り組みがスタートしたのは、地域の写真や刊行物等を収集・保存・活用する「高津区ふるさとアーカイブ事業」。「区民がつながる」「地域への愛着につながる」「未来につながる」をキーワードに、それらの資料を区全体の社会的資産とし、その後の活動等に活かす狙いがある。
今年度は3回の検討委員会を経て事業の基本構想を策定し、並行して写真等の資料収集を開始する。
来年度には収集した写真等の資料から高津区の過去を振り返り、地域の形成史を地域住民らと共有できるよう、11月を目途に記念誌を発行する。写真展等も併せて開催する予定。
2013年度以降はウェブサイトを構築し情報を発信、広報を通じて継続的な資料収集と活用を続ける。
7日に行われた第1回基本構想検討委員会には学識者と市民、行政から15人が参加した。委員長には国立情報学研究所の中村佳史氏、副委員長には秋岡正充高津区副区長が就いた。
11月中旬には地域住民ら20人を対象にワークショップを実施する予定。区役所集合・解散で、実際に古写真等を手に地域の変貌振り等を見て回る。
問合せは高津区役所企画課(【電話】044・861・3131)へ。
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4月19日