小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載121回 くにこの県庁見聞録 自身の代表質問
(くにこ)私自身の代表質問が終わりました!2時間の質疑が終了し、安堵感と疲労感で一杯でした。
(司会)代表質問の翌日の新聞各社には、くにこさんの質問が随分報道されてましたね。特に読売新聞は大きな報道で、驚きました。
(くにこ)ありがとうございます。当局の姿勢を質し、知事が遺憾の意を表し、教育長が陳謝したんですから、内容の濃いものでした。
(司会)防災局と教育局とで、学校での災害時の子ども達への対応が異なっていたんでしたね。
(くにこ)そう。県が地域防災計画を国の法律によって策定してましてね。これは市町村の防災計画の「根幹」となるものと位置づけられているんです。その中でですよ、災害時の学校での生徒・児童への対応は、すぐ下校させると書いてあるんです。ところが、教育委員会が作成している学校での防災対応マニュアルでは、保護者に引き渡すとなっているんですよ。子ども達にとってどちらが安全だと思いますか?
(司会)東日本大震災でも色々でしたけど、子ども達を自宅に帰したって、親がいないんじゃないですか?共働きが多いし、外出してる場合もありますしね。
(くにこ)そう考えるのが当然ですよね。防災局の地域防災計画が間違ってたんですよ。私が指摘するまで誰も気づかず、指摘してもまだ自分達の大きな過ちに気づかない。子ども達の安全を念頭に計画を策定していない過ちに気づいてほしくて指摘したのに、わからなくても当然だ、教育関係の詳細までわからないからと、答えてきたんですよ。
(司会)そんな答えを、くにこさんが見逃す訳ないですよね。
(くにこ)当然ですよ。計画の内容は、分野毎に関係局に検討してもらっているから、教育分野は教育委員会の責任で、自分達防災局には責任はないって。こんな答えは、おかしいですよ。子ども達の事を考えれば、表記が過ちであると気付くはずだし、防災局から教育委員会の過ちを指摘してもいいはずなんですから、防災局にも大きな責任があると私は思っているんです。こんな縦割り意識で仕事していたら、県政のレベルは上がりませんよ。
(司会)くにこさんの言うとおりですよ。皆さんの気持ちも同じだと思いますよ。
また成果をあげましたね。
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4月19日