「なんかしなきゃ」仲間と被災地へ 北見方在住のタレント・池谷直樹さん
東日本大震災が発生した直後から池谷直樹さんは、「協力できることはないか」と親友のマギー審司さんとともに募金活動を始めた。
都内を中心に、手づくりの募金箱で道行く人達に呼びかけた。回を重ねる毎に芸能界の仲間が加わり、「人と人のつながりを実感」した。10回ほどの活動で集まったのは約1000万円。
4月初旬、知人らと約300人分の食料を調達し、現地に炊き出しに行った。宮城県名取市の避難所3ヵ所を1日で回り、弁当やシチューづくりに励んだ。
5月からは「気持ちのサポートができれば」と宮城県の気仙沼市や南三陸町、千葉県香取市を相次いで訪れ、小学校等で体操のパフォーマンスを披露した。ある校長は言った。「久々に子ども達がこんなに笑っている顔を見た」
「あさって行ける?」。そんな呼びかけに毎回7、8人の仲間が集まった。前夜に車で出発し翌朝、被災地へ。平均3ヵ所の避難所を回り、その日のうちに帰京――。「なんかしなきゃ」。それが仲間との共通認識。
現地の子どもたちに「自分達のパフォーマンスを本格的に見てもらえるような機会も創りたい」。次の構想は、既に頭の中にある。
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4月19日