高津区協働事業 子育て、エコに評価 11月には次年度の募集開始
来年度募集が11月から始まる「高津区協働事業提案事業」には、これまで11事業(団体) が選定され、協働で課題解決に取り組んでいる。中でも、子育て支援やエコに重点を置いた事業が長年に渡り継続し高評価を得ている。
高津区では平成19年度から、地域課題解決に向け、提案型事業の公募を行い選定された団体と事業に取り組んでいる。今年度まで5年間実施され、35団体が応募し11団体が選ばれている。選定された事業はジャンル別に▼子育て支援▼障がい者・高齢者支援▼環境事業――等が挙げられる。
事業の実施期間は原則1年間で、事業効果が高いものについては、次年度以降も区の事業として実施することがある。これまで殆どの事業が継続事業になっていることから、選定時の評価と実施後のそれが大幅にずれることは少ない。
初年度に選定され、子育て情報誌「あったかつうしん」を提案した子育て情報誌発行プロジェクト(子育て支えあいネットワーク満)は現在も区の事業として継続している。同じく初年度選定の使用済みてんぷら油を活用した資源循環プロジェクト(かわさきかえるプロジェクト)は、他団体と連携した環境イベントなどを通し地域での活動が広がり、今年度もエコバス走行事業として選定されており、区が重点的に取り組んでいる子育て支援やエコ活動が評価を得ているようだ。
区は、来年度の募集を11月から開始する。「区制40周年を記念したタウンセールス」をテーマとした事業の募集が加わり、区の魅力を活かした新たなジャンルでの参入も期待されている。
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