市政レポート【2】 「行政のムダを斬る!には?」 みんなの党川崎市議会議員団(高津区)小川あきのぶ
新年を迎えました。昨年はまさに激動の年。実に様々なことがありました。そんな中、「国にできないのならば」と、長引く政治停滞の活路を地方に見出す動きも活発化しています。大阪の選挙も象徴的でした。
ところで大阪は、都を目指す理由として、「二重行政の解消」を掲げています。たしかに、新たな都市制度の模索に期待はするのですが、二重行政の解消だけで行政のムダの根本的解決は望めないのではないでしょうか。
私は昨年の議会において、市の施策進行管理や財務諸表を取り上げ、「自己評価の甘さ」を重ねて指摘しました。決算で全てが評価される民間と違い、行政はやったらやりっ放し。ところが、いまは税収が右肩上がりの時代ではなく、施策の選択と集中が求められます。民間企業と同じように、決算を冷静に分析し次のアクションを考えるという「クセ」を行政も身につけることが重要です。そのための施策進行管理であり、財務諸表なのです。
ちなみに、施策進行管理も財務諸表も市民に公開されています。行政が適切な自己評価をし、ムダが削減されるには私たち市民が市の仕事ぶりに関心を持つことが不可欠ですし、行政は市民にわかりやすく公開しなければなりません。「行政の透明性」と「市民の関心」の向上を今年も訴えていきたいと思います。
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4月19日