まちづくり条例 可能性探るシンポ 高津区内で2月5日
まちづくり・環境運動川崎市民連絡会が2月5日(日)、シンポジウム『まちづくり条例の可能性』を高津区溝口で開く。
市内各地で現在、開発を巡って地域住民と業者、行政の間でトラブルが生じている。建築基準法や都市計画法に合致していても、低層住宅地に隣接した大規模なマンション建設や緑地の宅地造成といったケースで地域住民が市議会に請願や陳情を提出することが多い。
今回のシンポジウムでは専門家が自治体で独自に制定できる「まちづくり条例」について話す。講師は都市プランナーの野口和雄さん。全国の自治体でまちづくりや地区計画、条例制定にかかわり、『解説と運用・改正都市計画法』『まちづくり条例のつくり方』の著書もある。講演では実例を挙げながら、条例制定の可能性を探る。パネラーとして市議会議員にも参加を要請しているという。
会場は高津区溝口のてくのかわさき・てくのホール。午後6時から(5時30分開場)。参加費は1000円(野口さんの新刊代含む)。参加希望者は直接会場へ。
同会の小磯盟四郎事務局長は「計画が適法であれば許可をせざるを得ないというのが今の建築・まちづくり法制度。今の中央政界では法改正の展望は開けない。自治体でできる可能性を追求しようというのがまちづくり条例への挑戦」と話している。
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4月19日