冬空に梅、春の兆し 久地梅林公園で徐々に開花
吹き抜ける晩冬の風に春の息吹が混じり始めた―。
長年にわたり梅の名所として親しまれている久地梅林公園(高津区久地3丁目4―32)で、至るところに息づく梅が小さな花を咲かせ始めている。
寒風に耐える冬枯れの木々が、ピンクや白の「衣を羽織る」。紅梅、白梅の枝先には、身を寄せ合う無数のつぼみ。みなぎる生命力をその身に宿し、いまや遅しと春を待つ。
梅はバラ科の高木で、主に2月から4月に花をつける。江戸期に数百株が植えられたというこの梅林では、咲き誇る梅が毎年多くの市民の目を楽しませている。
|
|
|
|
|
|
3月29日