地域教育会議交流会 「学校と市民の連携を」 教育長らと参加者が意見交流
地域、家庭、学校が一丸となり、川崎市の教育力向上を目指す地域教育会議の代表者らと市民が教育について語り合う第8回川崎市地域教育会議交流会「地域と学校-よりよい連携を考える-」が2月25日、高津市民館大会議室で開催された。教育に関心の高い市民ら約80人が参加し、代表者らの活動報告に真剣に耳を傾けていた。
同交流会は年1回行われ、今年で8年目。この日は、川崎市教育委員会の金井則夫教育長をはじめ、同会議推進協議会の松本弘会長、市内の51中学校区と7行政区のうち、特に活発な活動がみられる南菅、菅生、臨港の各中学校区地域教育会議の代表者ら3人がパネリストとして、市民との意見交流に臨んだ。
地域教育の充実化に関心を持つ多くの参加者を前に、金井教育長は「学校が地域の核になることが大切」と強調。「地域、家庭、学校が同じベクトルで動くことが重要」と語った。
パネリストらからは「地域の教育力を引き出すコーディネーターの存在が必要」などの意見が出た。
地域教育会議は「生き生きとした川崎の教育」実現を目指して創設された。現在、高津区PTA協議会、子ども会連合会など多数の団体が参加している。
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3月29日