高津区版 掲載号:2012年3月16日号
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2月末に発足した「たかつボランティア・当事者連絡会」の代表を務める 冨田 誠さん 坂戸在住 63歳

絆深め住みやすい街へ

 ○…福祉ボランティアを行う団体や個人、障害者の交流と連携を活性化させるために、組織を立ち上げようと考えたのは2年前。協力してくれる仲間を探すために奔走し、1年前に準備会を立ち上げた。始まってみれば、目標の20団体を上回る30団体3個人が参加しての船出に。「会員がまとまってイベントなどに参加すれば、福祉活動の輪が広がる可能性は高い」と構想は脹らむばかりだ。

 ○…10代後半から駅前清掃や老人施設への慰問、障害者の外出支援など地域の仲間とともにボランティアに携わる。「もともと人と関わるのが好きな性格。手伝いをして喜ばれるのが楽しかった」と笑顔を見せる。しかし、当時は障害者への理解が低く「バスやタクシーの乗車拒否はよくあった。外出を控える家族がほとんど」と振り返る。「障害者も住みやすい街を」と行政に掛け合った経験も。バリアフリーやエレベーターの設置など世間の理解は深まり、「世の中は変えられる。ボランティアを通して勉強になったことは多い」

 ○…昭和23年、東京都大田区に生まれる。30年以上前に川崎へ。福祉活動に従事しつつ、活動を通して妻と出会った。「長男や長女の子育ては妻に任せていた。私が外を飛び回っているのは、信頼できる妻のおかげ」。自営業をする傍ら、町会の自治会長も長年務める。「映画を見たり本を読んだりするのも好きだが、ボランティアをして、誰かと過ごしている時間が一番楽しい」と満面の笑顔で話す。

 ○…「孤立する高齢者や障害者をなくすには、政治だけでは不十分。私たち地域のつながり、結局は我々のハートが大事」。川崎市の人口が増加するにつれ、町内会や自治会の加入率が落ちこみ、人間関係が希薄化していることを危惧する。「今の時代、防災や防犯の観点からも、暮らしやすい街づくりにも人間同士の深い絆が重要。福祉や町会の活動を通してその大切さを伝えられたら」
 

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