高津区版 掲載号:2012年5月11日号
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金環日食 「高津では173年ぶり」 楽しみ方いろいろ

夕暮れ時の金環日食の写真を手にする高田さん(2010年、中国の青島で撮影)
夕暮れ時の金環日食の写真を手にする高田さん(2010年、中国の青島で撮影)

 「金環日食が高津区周辺で観測できるのは173年ぶり、次回は300年後」―。金環日食が見られる5月21日(月)を前にそう話すのは宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催のセミナーを修了した宇宙教育リーダー、久本在住の高田竜弥さん(43)。「子ども達にとっても貴重な体験となるのでは」と期待を寄せている。

 日食とは、地球、月、太陽が直線上に並んだ時、太陽の手前を月が横切ることで太陽が欠けて見える現象。太陽全体が月によって隠されることを皆既日食、月の周りから太陽の光が漏れ、金の指輪のように見える現象を金環日食という。

 NEC航空宇宙システム(株)勤務の高田さんによると、今回は、均等の「金のリング」が見られる金環日食の中心線が高津区至近を横切る。日本全体では前回沖縄で観測されて以来25年ぶり。

 高津区内では午前6時18分53秒に部分日食が始まり、同7時34分16秒に金環日食が最大に。同9時2分16秒に部分日食が終了するという。

 日食を観察するには注意事項もある。▼日食観察専用のメガネ等を正しく使用する▼長時間、太陽を見続けない▼交通安全の観点から観察しながらの登校は避ける――などだ。高田さんは「安全に宇宙の楽しさを知ってもらいたい」と呼びかける。

 面白いのが、専用メガネ等がなくても金環日食を間接的に楽しむ方法。高田さんは「地面に映る木漏れ日がやはり金の環になる。紙等に小さな穴を開けて代用してもいい」「太陽の95%以上が隠れ気温が若干下がるため、夕方と勘違いした動物の動きに変化が見られる可能性もある」と教えてくれた。

 市立久本小学校のPTA副会長でもある高田さんは、当日、小学校での観測会を企画しているほか、自身が住むマンションでは全3回の説明会を開くなど、「珍現象」を学び、より楽しむ機会とするために工夫を凝らしている。

 「この機会を多くの方に味わってもらい、自然現象の素晴らしさを感じてほしい。そして一人でも多くの子ども達に科学への興味を持ってもらいたい。世紀の天文ショーの目撃者となりましょう」
 

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