高津区版 掲載号:2012年6月1日号
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日本レコード大賞編曲賞 洗足音大 渡辺教授を祝福 演奏会に平原綾香さんも

「憧れの師」は小澤征爾さんと語る渡辺教授
「憧れの師」は小澤征爾さんと語る渡辺教授

 昨年話題を呼んだNHK連続テレビ小説「おひさま」の主題歌を作曲・編曲し、「第53回日本レコード大賞編曲賞」に輝いた洗足学園音楽大学の渡辺俊幸教授の栄誉を称え、同大学は5月28日、同大学前田ホールで受賞記念コンサートを開催し、渡辺教授を祝福した。同大学は「渡辺先生の受賞は学生たちにとって大変良い刺激になっている」とし、今後、優秀な「未来の音楽家たち」の輩出にさらなる意欲を見せている。

 日本レコード大賞を主催する日本作曲家協会(服部克久会長)によると、同編曲賞は「特に独創的、かつ優れていると認められる」楽曲の作者に贈られる。人気歌手さだまさしさんの音楽プロデューサーを長く務め、米バークリー音楽院で作曲と指揮を学び、NHK大河ドラマ「毛利元就」、映画「解夏」など数々の作品の音楽を手掛けた渡辺教授について、同協会は大変優れた作曲家とした。

 渡辺教授は「取りたくても取れない賞をいただいた。編曲者としての職人的な技術を評価してもらえて嬉しい」と喜びを語る。同大学の卒業生で歌手の平原綾香さんが歌う今回の受賞作「おひさま〜大切なあなたへ」について、当初は「平原さんが紅白歌合戦に出たら、この歌を歌ってほしいと思っていた。賞のことは考えてもいなかった」という。

 受賞の連絡を受けたときには「予想もしていなくて、本当にびっくりした」。

レコード大賞に歴史あり

 日本レコード大賞の創設は1959年。以来、審査員らは毎年、その年を代表する1曲を大賞として選出してきた。「黒い花びら」(第1回)をはじめ、「UFO」(第20回)、「TSUNAMI」(第42回)、「フライングゲット」(第53回)など歴代受賞作を振り返るとそれぞれの時代の世相が垣間見える。

「我がことのように嬉しい」万代学長も喜び語る

 同大学の万代晋也学長は、長年の歴史を誇る賞の獲得に「この度の快挙は、まさに大学としても我がことのように嬉しい」と、言葉に喜びを滲ませる。受賞後、記念コンサート開催の企画が進行。賞の獲得から約5ヵ月後の5月28日、特別演奏会の幕が開いた。

代表作で聴衆魅了

 渡辺教授の指揮で、教員、学生らからなるオーケストラ総勢約100人と、同大学卒業生でピアニストの佐田詠夢さんが演奏を披露した。「おひさま」のメドレーや「利家とまつ」「大地の子」のメインテーマなど、渡辺教授の代表作が次々と登場。来場した聴衆915人を魅了した。

 途中、指揮を終えた渡辺教授のもとに、舞台袖から白いドレスをまとった女性が静かに歩み寄り、大きな花束を手渡した。サプライズゲストとして登場した平原綾香さんだ。「自分で歌っていても励まされる」という「おひさま〜大切なあなたへ」を歌い上げ、会場は大喝采に包まれた。

師として学生の力に

 2010年から洗足学園音楽大学の音楽・音響デザインコースで統括責任者を務めている渡辺教授。今回の受賞が学生にとって良い刺激になり「『先生も頑張っているんだから、自分も頑張ろう』という学生が増えると嬉しい」と話している。
 

祝福の想いをメロディに込める
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