小川くにこ県議にインタビュー 連載143回 くにこの県庁見聞録 厚生常任委員会【2】編集・制作/政策科学総合研究所
(くにこ)6月29日の常任委員会で、2時間半質疑をストップしました。
(司会)え?どういう質問項目だったんですか?
(くにこ)看護職員の養成についてです。前回も触れましたけど、県立の3看護師養成専門学校は運営の在り方に問題があるんです。特に衛生看護専門学校は非効率な養成状況なので、私は以前から問題を指摘してきたのですが、その准看護師養成を25年を最後の募集とする、民間の准看護師養成学校に対する補助金を2年で停止する、と発表したんです。余りにも急激な決定ではないか?という立場で質問している間に、答弁に矛盾が生じたので、それを指摘して、訂正のために委員会を止めました。
(司会)はあ?
(くにこ)本県では看護師不足はずっと続いていて、需要に供給が追い付かないんです。しかも3年間専門学校で学び、正看護師として就職しても1年でやめてしまう人が1割以上もいるんですから、准看護師さんの養成を急激にやめれば、悪影響がでますよ。新卒だけでなく、子育てや介護などでも辞めざるを得ない人が多いんです。これは働く女性全般に言えることですけど、特に看護師や医師は夜勤がありますからね。
(司会)そうです。介護職も夜勤があって大変みたいです。
(くにこ)看護師不足が解消される見込みが立ってから、慎重に准看護師養成停止を実行すればいいのだと私は思っているんです。知事の方向性は正しいと思いますが、唐突なんですよね、やる事が。
(司会)くにこさん、これからも舵取りをよろしくお願いします。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日