街角に色彩の絨毯 野川南公園近隣の花壇で
ピンク、オレンジ、赤、白、紫―。野川南公園(野川4015の1)近隣を流れる川沿いの花壇に、色とりどりの花が整然と咲き、行き交う市民の目を楽しませている。
グレーに染まる曇天が続く梅雨の空から足元に視線を落とすと、鮮やかな色彩の絨毯(じゅうたん)が広がっていた。近辺の企業に勤める市民によると、この花々を植えているのは地域のボランティアたちだという。
花壇の側には久末バス停。次々とバスを降りる人々が「花畑」に足を止める。若い男性が押す車椅子に乗り、町内を「散歩」していた高齢の女性が花壇の前で止まると、車椅子からゆっくりと立ち上がった。「花の名前は分かりませんが、どれも皆きれいですね」。若者に肩を支えられながら、静かな笑顔で花を見つめていた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日