高津区版 掲載号:2012年9月21日号
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9日に開催された「SUPER GT」でGT300クラスに出場した 片岡 龍也さん 二子在住 33歳

「勝利で皆を喜ばせたい」

 ○…「『自分が一番速いんだ』。そう信じて走っている」。国内最高峰の自動車レースとされる「SUPER GT」のレーシングドライバーとして「最高時速270キロの世界」で戦い続けている。9日に富士スピードウェイで開催されたGT300クラスの決勝レースに参戦し、2人1組で計300キロを走り抜いた。30チーム中、惜しくも8位でのゴールだったが、今年5月の同クラスの競技では見事優勝に輝き、確かな実力を全国に見せ付けた。

 ○…名古屋市生まれ。13歳でのレーシングカートとの出合いが人生の転機になった。「セナやマンセルなどF1のスターに憧れた」少年はめきめきと力を付け、高校卒業後にプロデビュー。現在は、国内外で年間約20試合に臨んでいる。レースを始めて21年目。今も脳裏に焼き付いている大会がある。2009年のGT300クラスでシリーズチャンピオンに輝いた最終戦だ。「最終ラップまで気が抜けない展開だった。優勝した瞬間の感動と興奮が忘れられない」

 ○…レースだけでなく、被災者への支援活動にも力を注ぐ。「モータースポーツを通じて、被災した方々に元気や勇気を与えたい」と、今年3月、一般社団法人「Wheels」を設立。石巻市の子どもをサーキットに招待し、本物のレースを楽しむ機会を提供している。「支援を流行で終わらせず、ずっと続けていきたい」

 ○…レーシングカーに乗っているのは選手だけではない。「(エンジニアら)周囲の支えなくしてはできない。車には『全スタッフの思いを乗っけて』走っている」。レースはわずかな気候の変化や、1ミリの車高の違いで「走りが変わる」繊細な世界。「勝つことでチームの皆を喜ばせたい」。その熱意が、勝負に挑み続ける心を支えている。「もっと速く、もっと強くなりたい。チームの期待に応え続けていくために」。高みを目指す瞳の奥に、湧き上がる闘志をみなぎらせる。

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