連載【3】「町内会・自治会の震災対策」 明津町内会 炊き出し行う婦人部編成
明津町内会では毎年6月に実施する防災訓練を近隣自治会と合同で開催することで地域住民同士の交流の機会を増やすとともに、効率化を図っている。
備蓄倉庫を置くスペースが町会内に見当たらないとみるや、隣接町内会内の公園を使用したい旨を公園事務所に掛け合い、実現した。
今、人員の高齢化で休止している消火班を、役員を中心に復活させる構想もあり、炊き出し担当、救護担当を加えた3本柱で有事に備えるという。
炊き出しは先頃編成した婦人部が主。防災部長の岸八州郎さんは「昨年の募集に対し15人ほどが応じてくれた。今後も、その輪が広がっていけば。今秋には炊き出しの練習も実施したい」と話す。
下山さんは表情を引き締め、「毎年行っている防災訓練を通じて救急、炊き出しなどを身につけて、(震災時の)心構えを持っておいてほしい」と地域住民に呼びかけた。
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3月29日