連載【7】「町内会・自治会の震災対策」 蟹ヶ谷自治会 マンション建設中から町会加入呼びかけ
地域の防災・減災を考える上で町会加入率は重要な要素の一つだが、蟹ヶ谷自治会ではマンション建設中から業者等を通じ、住人の町会加入を働きかけている。9月末現在、1640世帯中、1540世帯が町会会員。賑やかな7月の盆踊りには2日で延べ1800人、9月の運動会には600人が参加するなど、町会加入率の高さが行事への動員数にも表れている。
長谷川さんは同町会防災組織の委員長。副会長3人、大規模マンション17棟の各代表、事務局の計22人が防災対策の企画・立案の中心だ。橘地区全体の防災訓練の副実行委員長でもある長谷川さん。役員会等で仕入れた防災情報は全戸対象に回覧するなど、情報の共有にも力を入れている。
長谷川さんは「もし直下型地震が起こったら、近辺の山や川の状況を見て避難しなければ。それには訓練が大事。普段の散歩の時に街の地形をよく見ておくことも大切」と話した。
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4月19日