洗足音大名誉客員教授 マズア氏の就任式典開く 記念演奏会も
受講生らと舞台に立つクルト・マズア氏（前列右）
洗足学園音楽大学は13日、世界的指揮者として知られるクルト・マズア氏の同大名誉客員教授への就任を祝い、前田ホールで就任披露式典を開いた。この日は記念演奏会も開催。３０１人が来場し、マズア氏の指揮によるオーケストラ演奏を楽しんだ。
マズア氏はニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団の初代名誉音楽監督をはじめ、数々の栄職を歴任。洗足音大での指導は今回が３度目で、同大は教育振興への功績を称え、名誉客員教授に迎えた。
演奏会では、同氏による指揮セミナー選抜受講生７人のうち４人が学習の成果を披露。マズア氏は「皆さんに感謝したい」と就任の喜びを語り「音楽が皆さんの魂を幸せにできることを祈っている」と話していた。
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