連載【9】「町内会・自治会の震災対策」 下作延第二町会 防災・防火・防犯で結束
下作延第二町会は高津区役所をエリア内に置き、溝口駅からも至近。景観上も注目されるため、「責任を感じる」(柳さん)という。
拠点は人が集う町内会館と公園。もちつき大会や納涼祭を通して住民同士の絆を深める場となっていた公園は、鉄道工事の影響でなくなる可能性もあったが、1600人の署名を集め再建を訴えた。「今後、公園に備蓄庫を設置したい」
有事の際は、エリアを7つに分けた7人の部長を中心に近くの福祉施設に避難する計画。「自分たちの勉強にもなるから」と、同施設で行う訓練には毎年15人規模で参加し、高齢者を守る役割を果たしている。
防災のほか、防火、防犯の活動にも力を入れる。行事毎に行う反省会では、次に向けた建設的な意見が多く上がるという。
柳さんは「皆、協力的で、何かあるとすぐに会館に集まってくれる。やはり人と人との触れ合いが最も大切」と力強く話した。
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4月19日