連載【17】 子どもを虐待から守る 〜議員提案条例が可決〜自由民主党 川崎市議会議員 青木のりお
「川崎市子どもを虐待から守る条例」が、議員提案条例として議会で可決されました。虐待防止を目的とした条例は県内初です。
条例の内容は、【1】児童相談所への通告後48時間以内に児童を目視すること【2】市民へ虐待の通報を義務付けること【3】市に支援の為の人材確保、拡充を求めること等が盛り込まれています。
近年、市内の児童相談所への虐待の通告・相談件数は増加傾向にあり、現場も対応に追われています。
先日、アメリカの視察でボルチモアにあるジョンズ・ホプキンス大学の医師に、現地での虐待防止の取り組みを聞いてきました。
ボルチモアでは、行政や医療機関だけでなく、警察や裁判所まで巻き込んだチームで子どもを見守っているとの事でした。
今回の条例では、市と区、児童相談所の連携強化や情報の共有を求めています。
川崎でも、横の繋がりが密になり、より効率よく虐待防止を進めていければと考えています。
この条例可決を機に、子どもがすこやかに育つ、よりよい川崎にしていこうと思いを新たにしました。
議員提案条例の意義とは
まちごとに異なる課題を、そのまちの代表である議員が拾い上げ、市政に反映させることができるのが議員提案条例です。市民の代表という役割を、今後も議員提案条例という形で果たしていきたいと考えています。
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4月19日