防災訓練に761人 西梶ヶ谷小で
高津地区自主防災組織連絡協議会(吉崎隆男会長)は10日、西梶ヶ谷小学校で第11回高津地区防災訓練を開催した。市民の防災意識の向上を目的に毎年開催しており、今回は高津消防署、高津消防団をはじめ、地域住民ら計761人が参加した。
地域の子どもたちが初期消火訓練などを体験したほか、今年から初めて消防隊員が、震災で倒壊した家屋からの被災者救出訓練を公開。倒壊家屋の屋根の模型を校庭に置き、隊員が声を掛け合いながら、ジャッキで屋根を持ち上げ、迅速な救助を披露した。
吉崎会長は「昨年の震災以降、防災訓練への参加者が増えてありがたい。特に災害時は自分の命を大切にしてほしい。自分が無事なら周りの人たちも助けに行ける」、高津消防署の鈴木富夫署長は「(倒壊家屋からの救出訓練などを)見て学んで、それぞれの地域の防災活動に取り入れてほしい」と呼び掛けた。下作延から参加した女性は「訓練の体験を積み重ねることが大切」と感想を話していた。
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4月26日