DV防止キャラ名称 「パル」に決定 すくらむ21で人気投票
暴力(DV)の根絶を目指す「パープルリボン運動」を市内で推進する川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)によると、公募していた同運動のイメージキャラクター=左図=の名称がこのほど、市民からの人気投票の結果「パル」に決定した。
すくらむ21は今年6月から7月にかけ、同キャラクターの名前を募集。応募総数60件のうち、応募者の氏名、連絡先、応募意図が明記されているなどの条件を満たした12件を候補としていた。
9月から10月にかけ、すくらむ21館内、市内各市民館、各区図書館に投票箱を設置。一般市民による人気投票の結果、投票総数159票のうち「パープルを親しみやすくした」という「パル」が最多の26票を集めた。次いで「すみれちゃん」(25票)、「まもりん」(20票)などと続いた。
すくらむ21によると、多くの人にDVについて関心を高め、暴力撲滅に取り組んでもらうため、今回、名前を一般公募とし、市民の人気投票で決定したという。
暴力のない社会の実現を目指すパープルリボン運動は、1994年に米国で始まった活動。すくらむ21は2009年から市内で同運動を推進している。
イメージキャラクターは、すくらむ21が昨年実施したインターンシップに参加した大学生がデザイン。同センターは今年、このキャラクターが印刷された「しおり」を製作し、市内の書店、大学、美容院、地下街などの商業施設、市内を走るタクシーなどに置いてDV防止を呼び掛けていた。
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4月19日