消火資材を寄贈 高津消防団、4中学校へ
今年3月に高津消防団を退いた岸鶴吉元副団長の退団を記念し、同団は11月27、29の両日、地域の防災教育推進を目的とした「ジュニアハイスクール消防隊育成事業」に参加している区内の中学校計4校に震災用消火資材を寄贈した。
同団の河原金藏団長らは、西高津、東橘、橘、高津の4中学校を訪問。それぞれに消火栓開閉器やホースなど一式を贈った。
同団は高津消防署(鈴木富夫署長)と連携し、地域の子どもの防災意識向上のため、2010年から同事業に積極的に取り組んでいる。
39年間にわたり高津消防団で活躍を続け、今回資材を提供した岸さん。寄贈について「少しでも地域に恩返しできれば嬉しい。今後(提供資材で訓練した子どもたちによる)ジュニアの消防大会を消防団などの主催で開いてほしい」と話した。
河原団長は「市全体でも『ジュニアハイスクール消防隊育成事業』に取り組めば、地域の防災力が一層向上する。さまざまな生徒、PTAにもこの活動を広めたい」と語った。
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4月19日