小川くにこ県議に新春インタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載156回 「くにこ」の県庁見聞録 実績をいしずえに
(司会)寒いお正月ですね。
(くにこ)本当に!今年もよろしくお願いします。
(司会)こちらこそ!くにこさん、昨年は長年の懸案事項が解決したそうで、いい新年なんですね。
(くにこ)はい、まずは准看護師養成問題です。昨年末の県議会で、私がこれまで主張して来た通りに決着をしたんですよ。
(司会)くにこさんは、相当前から、県立専門学校での准看護師養成は停止すべきだと主張してきましたよね。
(くにこ)准看護師として働く人数の割合が卒業生数の1割に満たない学科の存在意義はありませんよ。私の主張通り、あと2年で、准看護師養成から正看護師養成へ転換する事が決定しました!
(司会)民間看護学校への補助金はどうなりました?
(くにこ)後4年間は補助金を継続することになりましたが、これも私が昨年6月の代表質問で提言した通りに決着したんです。
(司会)ホー、それはすごいですね。
(くにこ)今年度の厚生常任委員会で、私はこの准看護師問題を始めとして、保健医療分野、高齢者や子育て、障害分野でも、提言型、指摘型の質問を展開して来ましたが、全てが実っているんですよ。来年、県の部局再編を行うんですが、大幅修正して子育て部門を集中審議できる様に変更もできましたし、やりがいがありました。
(司会)充実した表情をしてますよ。
(くにこ)ありがとうございます。2つ目はね、久末小学校通学路への歩道設置です。矢上川洪水から地域を守る為に、川の地下にトンネルを掘り遊水池とする計画がお陰様で進んでいるんです。一度トンネル内に貯水し、川の水が引けたら、ポンプでトンネルから貯めた水を川に戻すんですが、そのポンプ場がベルサンテ横の傾斜地に建設中なんです。工事車両が通る道路は通学路になってますから、生徒たちの危険を回避するために、県予算で歩道を設置したんです。道路は川崎市管理ですから、歩道を設置するにも県・市の調整が困難を極め大変だったんですよ。出来上がれば、車道が狭くなって通行しづらいというご意見も頂いちゃうし。工事期間中だけ我慢して下さい、と頭を下げてお願いしたり。
(司会)これもまた、良い方向に進んでいますね。
(くにこ)3つ目は高津区内のある県営住宅の集会場を近隣の方々に開放できた事なんです。
(司会)え?開放してなかった方がおかしいのでは?
(くにこ)実はそうなんです。5年程前からその県営住宅集会場を地域開放する為に努力してきたんですが、抵抗勢力であった自治会長に私が直談判して、開放できるようになったんですよ。県から何度も開放の要請があっても、全て自治会長一人で対応し、誰にも伝えてなかったんです。だから住宅自治会役員の方々に、これまでの経緯を説明し、協力、理解していただくようにと私は県にもアドバイスしてきたんですよ。
(司会)大変でしたね。
(くにこ)幸い、良識ある住宅自治会の他の役員の方々が前向きに努力して頂き、やっと他の県営住宅並に、住宅にお住まいの方々を始めとして、近隣町会の方々も集会場を使用できるようになったんです。
(司会)良かったですね。
(くにこ)そう、本当に良かったんです。県の担当者には何度も対応についてアドバイスし、抵抗勢力には怒鳴られるし。昨年一年間は気が抜けなかったですね。でも多くを学ばせてもらいましたので、これらを糧に引き続き頑張ります!
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日