陽菜さん、笑顔で退院 市役所で元気に会見
米国での心臓手術後、都内の病院に入院していた、高津区在住の浜崎陽菜さん(8)が2月23日、無事に退院した。手術費を賄うための募金活動を実施した「ひなちゃんを救う会」(濱岡公子代表)は同25日、川崎市役所で記者会見を開き、陽菜さんの退院を報告。出席した陽菜さんは笑顔で質問に答えるなど、元気な姿を見せた。
5歳の時、冠動脈低形成と診断された陽菜さん。昨年6月、米アーカンソー州の病院で移植手術を受け、同9月4日に帰国。以降、都内の大学病院に入院し、加療を続けていた。
同会は2度にわたり手術費用などの募金活動を実施。集まった寄付金計約2億3000万円を充て、陽菜さんの渡米、入院、治療などを支えた。
会見で「入院中一番つらかったこと」を問われ、陽菜さんは「食事ができなかったこと」と回答。退院後に自宅で食べて美味しかったのは「(母親と一緒に作った)餃子」と話した。
同会によると、陽菜さんの心臓は順調に機能しており、今後は検査などのため、自宅から通院を続けるという。
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4月26日