高津区区民会議(佐藤忠委員長)が2月19日、今期第一節のテーマ「地域防災」の調査審議のため、行政と自主防災組織の備蓄倉庫を現地視察した。
当日は雪が降る悪天候のなか、11人の委員が参加。行政が管理する西高津中の倉庫、下作延第一町内会の倉庫、県営久末アパート自治会の倉庫を見て回った。
世帯数が多く戸建住宅が多い下作延第一町内会での視察では、誰が見ても品物や保管期限が一目で分るようなタグ付けの工夫が紹介された。参加した委員は町会長の説明に耳を傾け、熱心にメモを取る姿がみられた。
調査後の振り返りでは、「地域の特性に合わせて備蓄倉庫も対応したほうがよい」「地域の住民を牽引するリーダーの存在が不可欠」などの意見があがった。
佐藤委員長は「区民会議2期目の調査では、物品は揃っているという印象だった。今回は下作延で器具の使用方法の訓練、久末でペットボトルでの水の貯えなど参考になった。今後、物の活用について議論していきたい」と振り返った。
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