神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2013年3月8日 エリアトップへ

風しん流行 依然続く 市内の届出、42件に

公開:2013年3月8日

  • LINE
  • hatena

 市内で風しんの流行が加速している。今年に入り、患者の届出はすでに42件。わずか1件だった昨年同時期を大きく超えるペースで患者が発生している。春から初夏までの流行期を前に市は警戒を呼びかけている。

 今年1月と2月の風しんの届出はすでに42件に上る(2月26日現在)。昨年同時期の1件を大幅に上回るペースで患者数が増えている。流行は昨年6月頃から始まり、毎月10人前後の患者の届出が報告されている。

 風しんはウィルスによっておこる急性の発疹性感染症。感染すると2〜3週間の潜伏期間の後、発疹や発熱、リンパ節の腫れなどの症状がでる。最も感染力があるのは発疹がでる2〜3日前から発疹がでた後の5日位までで、一度罹患すると生涯風しんにかかることはないと言われている。

 子どもが罹患してもあまり重症化しないのが一般的だが、妊娠初期の女性がかかると胎児が風しんウィルスに感染し、難聴や心疾患、白内障、精神運動発達遅滞などの「先天性風しん症候群」を引き起こす可能性が高まる。風しんの予防には、予防接種を受けることが効果的とされている。市は、妊娠可能年齢の女性や妊婦の同居家族の予防接種を呼びかけている。

20〜30代の男性の罹患率 最も高く

 市によると、今年に入り届出があった風しん患者の約8割は男性で、そのうちの半数以上が20〜30代であった。これは、1994年以前は定期予防接種の対象が中学生女子に限られていたことなどから、接種を受けていない年代が罹患しやすいリスクを抱えているためと考えられる。

 市は「妊婦や妊娠の可能性がある女性だけでなく、その配偶者など子育て世代の男性に予防接種を呼びかけていきたい」としている。
 

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

高津区版のローカルニュース最新6

川崎市「夢見ヶ崎動物公園」が4月19日(飼育の日)にちなみイベント

【Web限定記事】 

川崎市「夢見ヶ崎動物公園」が4月19日(飼育の日)にちなみイベント

動物の健康を支える仕事をわかりやすく伝える企画などを用意

4月12日

「川崎オールスターズ」が復興支援ソングをリリース

【Web限定記事】

「川崎オールスターズ」が復興支援ソングをリリース

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

川崎市「生田緑地ゴルフ場」、市民開放日に1500人

【Web限定記事】

川崎市「生田緑地ゴルフ場」、市民開放日に1500人

芝すべりなどでコースを満喫、次回は8月を予定

4月12日

川崎大空襲の記憶を語る

【Web限定記事】 

川崎大空襲の記憶を語る

市内在住・萩坂登久子さん「今でも寝る前に蘇る」

4月12日

「福田牧場」がセレサモスとコラボ

【Web限定記事】

「福田牧場」がセレサモスとコラボ

ソフトクリームを限定販売

4月12日

「池田塗装」が無料の勉強会

本紙連載コーナー筆者

「池田塗装」が無料の勉強会

4月27日(土) てくのかわさき 参加者を募集中

4月12日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月12日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook