本の解体、修理を体験 講座に13人、高津図書館で
本の修繕技術を学び、学校図書館ボランティアに生かしたい―。市民を対象に、図書館が所蔵する書籍の修理技術を学ぶ講座(主催・川崎市教育委員会)が3月22日、高津図書館で開催された。
図書館ボランティアなどに関心のある13人が参加。ボンド、カッターなどを使い、書籍の解体、修理を体験しながら本の構造や綴じ方などを学んだ。
市立図書館によると、近年、蔵書の老朽化にともない、市民から本の修理方法を学びたいとの要望が上がっていたという。
講師を務めた横浜市山内図書館の能川保副館長は「手に取ってもらえるよう、丁寧に仕上げることが大切」と指導。参加した仁科玲子さんは「修理には自信と心構えが大切と学んだ。覚えた技術を図書館ボランティアの仕事で活用したい」と話していた。
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10月11日
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