神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2013年5月31日 エリアトップへ

川崎市 一時滞在施設マップ作成 災害時帰宅困難者に配布

公開:2013年5月31日

  • LINE
  • hatena
完成した帰宅困難者用一時滞在施設マップ(写真は川崎駅版)。6駅合わせて49,000部作成
完成した帰宅困難者用一時滞在施設マップ(写真は川崎駅版)。6駅合わせて49,000部作成

 川崎市は、災害時に帰宅が困難になった人に活用してもらうため、市内の主要6駅周辺の滞在施設を示した「一時滞在施設マップ」を作成した。通常時から各駅に保管し、大地震の発生などで施設が開設された場合、駅に滞留する帰宅困難者に配布するという。

 マップが作成されたのは、▼川崎駅▼武蔵小杉駅▼武蔵溝ノ口・溝の口駅▼宮前平駅▼登戸駅▼新百合ヶ丘駅――の6駅。収容数1万2400人分にあたる21施設を一時滞在施設として位置づけた。川崎駅の場合、川崎市幸市民館・図書館と川崎市産業振興会館、川崎市教育文化会館、川崎日航ホテル、川崎地下街アゼリアの5施設で、民間施設も一時滞在施設として確保した。登戸駅の場合は川崎市多摩市民館の1施設のみの確保となった。

 マップは簡略図で駅から施設までの距離やルートを示している。裏面には災害時に情報を得るための携帯サイトのアドレスやツイッターのアカウントなどを紹介している。

 市総務局危機管理室によると、東日本大震災の発生時に市が提供した施設に約5千人の帰宅困難者が留まったという。市が発表した地震被害想定調査ではマグニチュード7・3クラスの川崎市直下型地震が発生した場合、市内で約3万5千人の帰宅困難者が発生すると試算している。

 市の担当者は「3万5千人収容できるまで一時滞在施設を増やしていきたい。マップは1年毎に更新する方針」と話している。

高津区版のトップニュース最新6

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

「都市緑化」を後押し

溝の口駅周辺エリア

「都市緑化」を後押し

地元造園家らがイベント

4月5日

上昇幅拡大、より鮮明に

高津区公示地価

上昇幅拡大、より鮮明に

都内との価格差背景に

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook