神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2013年6月14日 エリアトップへ

川崎市の待機児童 前年減も県内最多438人 人口増で定員追いつかず

公開:2013年6月14日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は5月30日、市内保育所の待機児童数(4月1日時点)を公表した。前年に比べて177人減少したものの、438人で2年連続の県内最多。隣接する横浜市がゼロを達成するなか、早急の有効策が迫られる。

 市の発表によると、認可保育所利用の申請数は2万2164人で、そのうち1万9399人が入所できた。入所していない2765人のうち、国の定義などを踏まえて▼市独自の保育施策で対応(1341人)▼産休や育児休暇中(508人)▼第1希望のみの申請者(439人)▼自宅で求職活動を行う申請者(39人)――を除いた438人を待機児童として算出した。算出法は横浜市と同じ。

 川崎市は今春の保育所数を18カ所増の221カ所とし、1505人増の1万8995人へと定員枠を拡大。2011年度から3年間で4320人の定員増加を図ってきた。ただ、就学前児童数が減少している横浜市とは対照に、川崎市は定員枠の拡大と平行するように就学前児童数も増加。最近4年間の利用申請者数をみると、毎年6〜10%のペースで増加し続けている。

 市は来年春までにさらに定員を1320人増やす計画。今年4月からは入所相談などを受け付ける「子育てサポーター」を各区に配置して待機児童への支援にも乗り出している。

 市の担当者は「横浜市と比べられ、肩身の狭い思いがある。毎年、新設整備を中心に受け皿を増やし、毎年200人くらいずつ待機児童が減っている。着実に計画を実現していきたい」と話している。

高津区版のローカルニュース最新6

川崎市出身ギタリスト・斎藤優貴さんが市長を表敬訪問

【Web限定記事】

川崎市出身ギタリスト・斎藤優貴さんが市長を表敬訪問

海外でも活躍する腕前を披露

3月29日

 戦中世代の証言、鮮やか

【Web限定記事】

 戦中世代の証言、鮮やか

ドキュメンタリー映画「アリラン ラプソディ」、首都圏各地で上映進む

3月29日

維新、会派名を変更

【Web限定記事】

維新、会派名を変更

川崎市議会 4市議と重冨氏合流

3月29日

「今年も多くのご協力を」

川崎高津RC

「今年も多くのご協力を」

4月6日(土)10時から16時 溝口駅前で献血呼びかけ

3月29日

「花まつり」は寺巡りを

区内4寺院では催しも

「花まつり」は寺巡りを

3月29日

館内に学校新設

カワスイ

館内に学校新設

4月、人材育成目指し

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook