1年を通じて子どもたちが消防を学び、防災について考える「高津地区少年消防クラブ」の今年度の結成式が15日、高津消防署で開かれた。少年消防クラブの活動は今年で23年目。1年ごとに高津、橘両地区で交互に活動している。
今年は、小学校4校の2年生から6年生計38人が参加。多くの子どもの参加に、石橋明彦同クラブ運営委員長は「子どもの間でも防災意識が高まっているのでは」と語った。
この日、子どもたちは消防署内や消防車を見学。はしご車にも乗り、高さ20メートルからの「別世界」を体験した。
また空気ボンベ、ヘルメットをはじめ総重量約20キロの防火衣の着装も体験。上作延小5年の西丸達也くんは「重くて暑かった。この服を着て働く消防士さんたちはすごいと思う」と話していた。
鈴木富夫署長は「この活動を通じ、思いやりの精神を学んでいただきたい」と参加者に呼び掛けていた。
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