小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載169回 「くにこ」の県庁見聞録 過払い請求【1】
(くにこ)今、県から指定管理者への過払いについて徹底的に追求しています。
(司会)過払いですって?
(くにこ)ハイ。県は、4障害者施設を一社会福祉法人に指定管理しています。その法人収入が20年度から億単位で増加したんです。次年度も同様に大幅収入増だったので、担当課で本格的調査に入りました。その結果、国の制度改正により、人員配置に手厚く給付されるようになったのに、その分も指定管理料で二重払いしていたと判明したんです。24年度指定管理者料は減額補正して返還してもらいましたが、大変だったんですよ。
(司会)指定管理って管理委託みたいなものですよね。
(くにこ)そうなんです。指定管理者は議会で議決しますので、私達の責任も大きいですから、私は厳しく質してきました。3月には、減額補正議案に付帯意見をつけて可決したんですよ。これ、重いんです!
(司会)重いとは?
(くにこ)自民党だけでなく、委員会の全ての会派の同意が必要だからです。私の主張【1】県と法人の対応に問題がなかったか明確にする【2】過去の過払いについても早急に精算すべき【3】今後は指定管理料の積算を厳格にすべき、これに賛同が得られたんです。県が緊急財政対策で補助金をバンバン切っている一方で、過払いするなんて許せないでしょう!
(司会)おっしゃる通りです。お金はいつ精算されるんですか?
(くにこ)たぶん近い内に記者発表されますよ。10億近くが戻ります。
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