下作延中央保育園がある同町会には約180世帯が加盟する。「世帯数は少ないけど結束力は強く、年間の行事も多い。いざという時に協力できる体制はある」と松田会長は話す。3・11以降は備蓄倉庫を増加、被災地の現状を知る機会も設け、勉強を重ねている。
年一回実施する自主防災訓練は10月13日(日)に実施。住民は救護班や食料物資班、消火班などに組織されている。昨年は本部設営、初期消火、簡易テント設営訓練などを行い、専門家による指導も受けた。松田会長は「私たちの町会は、男性は黙々と女性は活発によく動いていただいている。特長を生かした実践的な訓練を行いたい」と意気込む。
同町会を含む下作延8町会が運営する下作延小学校避難所運営会議ではマニュアルの作成を進めている。「自分たちだけでは何もできない。住民や町会同士、行政などと、より連携を深めることが必要」と言葉に力を込めた。
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