寄 稿 ごみ収集作業で見えてきたこと 川崎市議会議員 いのまた美恵
先月ごみ収集車に乗り1日作業をしてきました。以前もごみの収集体制が変わった時期に川崎区の渡田方面と高津区の千年方面を2回体験して今回が3回目の体験でした。今回は多摩区の栗谷方面を回りました。ごみ収集が週3回から2回に変わった後、ごみがどう変わったのか見るためです。午前中3コースと午後2コース約150か所の収集でしたが、ごみ袋から包装用プラスティックと紙が分別されたため、水気が多くとても重くなっていました。ごみには地域特性があり多摩区は季節がらもあり、剪定枝がたくさん出ていました。近年ガソリンスタンドの廃業が目立ちますが、多摩生活環境事業所も、近くのガソリンスタンドが廃業し、やむなく3日に2回は2キロぐらい遠くに入れに行っています。とても効率が悪い状況です。
出されているごみの状態は、飲み物が入ったまま蓋もしないで出されていたり、結わえていないごみ袋が作業中に散らかったり、パソコンやバッテリーなどをごみに紛れ込ませて出してあったり、相変わらずひどいものがありました。収集後遅れてごみを出して「取り残しがある」と事務所に電話し回収させたりする人もいます。
ごみの収集というのは私たちの生活の基盤を支えるとても重要な作業なのです。毎日収集する職員のことをイメージして最低ルールは守ってほしいと思いました。
職員も自分たちの本来の役割は何なのか自覚しながら励んでほしいと思います。
今後は生ごみ、剪定枝などの分別も検討すべき課題です。今回も貴重な経験をしました。
皆様からのご意見お待ちしています。
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4月19日